e農!テーマソング「WORLD」メイキング対談

2021年2月7日から始まったeスポーツ大会「e農!」ON&OFF九州大会ストリートファイターV。業界でも異例のテーマソング「WORLD」が大会を盛り上げる。この魂さわぐメロディは、唐津出身の歌い手・キャプテンコフィと佐賀市出身のDJ「GS-beats」がタッグを組み、佐賀県eスポーツ協会のプロデュースでリリースされた。制作に関わった3人の特別対談の模様を紹介する。

「けっこう、阿吽の呼吸でしたね」

中島「テーマソング『WORLD』、最高の出来になりました。お付き合いいただいて本当にありがとうございます。最初にお話を聞かれた時はだいぶ戸惑われたのではないですか」

コフィ「ええ、でもGS-beatsさんがバッチリやるべきことを導いてくれたので、とにかく自分は一生懸命歌うだけでしたよ。」

中島「と、いう事はGS-beatsさんがだいぶ雰囲気を理解していただいていたんですね。」

GS-beats「まあ大体わかりました(笑)」

中島「僕から出したリクエストとしては、ゲーム音楽に近い速めのテンポと、メロディ数をあまり多くせず耳に馴染みやすいフレーズにしていただくこと、それとCメロ(落ちサビ)の挿入でした」

GS-beats「はい、イメージされることは僕もeスポーツの大会を盛り上げるというテーマを持った時から、すぐ胸に落ちたんで、テンポ速め、ループする中毒性の高い曲調、アニソンのように熱く盛り上げる歌詞、とトントンと出来ていきました」

中島「きっと何度も注文を入れていく形になるのではと思っていたのですが、想像以上の名曲が出来ていてびっくりしました。阿吽の呼吸という感じです。さらにMVも今回は用意していただきましたけど、こちらも度肝を抜かれましたよ」

有田ポーセリンパークで90年代級のクリエイション

GS-beats「有田ポーセリンパークで撮影しているんですが、廃墟も含めて恰好の材料だらけでした。特にこの場所は、いまコロナ禍で海外渡航して撮影ができない映画のロケ地などで、海外スケールを模した場所として使われるそうで、そういった知見も得られてダイナミックな撮影が可能になりました。」

中島「ドローンも活用されていて、さながらCG全盛になる前、90年代のJ-POP黄金期のMVを見るかのような迫力を見せられて胸がいっぱいになりました。あの頃に同じ内容を撮影しようとしたらすごい金額になったんでしょうね」

GS-beats「そうですね。あの頃も私は音楽やってましたけど、MV一つで歌手1人に100人からのスタッフを世界中連れまわして、結果何千万円という費用になったそうですよ。

でも今は、ドローンがヘリの代わりをしますし、カメラを安定させる移動セットも人が歩いてカメラワークし、手振れ補正で安定性を出すわけで、まぁそれほどお金をかけずともあの時代の撮影レベルを引き出せるんですね。

最初、ゲーム大会にこういった壮大さはさすがに大袈裟ではないかとも思ったのですが、eスポーツをそれほど詳しくない人にも面白がってもらえる絵を作ろうと考えてこっちに踏み切りました(笑)」

中島「まさに、そこが自分の意図したところです。eスポーツを観戦劇として一般層に受け入れていただくには、音楽はどうしても不可欠だと思っていました。その気持ちが伝わっていたようで、嬉しいです。お二人はゲームはされるんですか?」

コフィ「そうですね、ゲームは確かにストリートファイター2が出始めた時の「波動拳」「昇竜拳」ぐらいは出して遊んでいました。僕はスト2の対抗馬としてあった餓狼伝説のテリー・ボガードが好きだったんですけど(笑)」

GS-beats「僕はマリオどまりですね。学生時代が終わってからストリートファイターが流行りだしたので。eスポーツという流行自体はニュースなどで存じ上げておりました」

中島「新しくeスポーツという属性を帯びてからの活動はいかがでしょう」

コフィ「いや本当にありがたいですね。海賊団というモチーフは、どんな賑やかな要素とコラボしても自然に映えるようにしたものでした。

eスポーツシンガーと覚えてもらえるのはまた、自分にとって幅が増えることになります。CDにするなら、GS-beatsさんとカップリング曲も作って出さなきゃ、と言ってました(笑)」

中島「次はぜひバラードを創ってください!」

「WORLD」MVはこちら

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