インタビュー後記

鉄拳の称号大会も2年目です。

思ったより全国での知名度があるらしく、発表してから色んな方々から「今年もやるんですね!」と声をかけていただきました。

今回は前回以上に準備期間がなかったんですが、やるなら前回を超えないといけないということで色んな要素を詰め詰めに詰めました。それが吉と出るか凶と出るか、未だにドキドキしています。

その要素のひとつとして、今回はちょっとプロレス的に前回決勝で戦った2人のプロ選手にインタビューを敢行しました。

二人とも今をときめく話題の選手で、忙しい中なんとかスケジュールを調整してくれました。

本当に恐縮の至りです。

チクリン選手は今年最も活躍した選手の1人ですから、もしかすると今年もちりちりさんと戦う可能性があるかもしれない、ということで私もインタビューをしながらだいぶ煽りの要素を入れようとしたのですが、いや実際にお会いしたお2人はとても腰が低くて謙虚で、上品な語り口に「大人だなぁ」と感じ入りました。

よく、スポーツの世界では「まず人柄が大事。そこの基礎がなってないと一流なんかにはなれやしない」なんてことを指導者の方が著書などで言っていますが、eスポーツも既にそんな域に来ているのかもしれませんね。

実際のインタビュー内容ですが、ちりちりさんの話は冒頭から結構意外なものでした。

あれだけ強い選手なのに、センスがないからやめたら、と言われていたり、スライディング10本毎日練習、などおよそ想像のつかない鉄拳ライフです。

外的要因に左右されず好きなことを貫く、ちりちりさんのハートの強さを物語るエピソードだと思いました。

一方のチクリンさんは、はじめ、物腰和らかな優しい目をした人だなと思っていたのですが、お話を伺っているうちに、目の奥から彼の強い意思が伝わってきました。ラストサムライの異名通り、日本の代表として世界のライバルを意識して戦ってきた1年の凄みを感じました。

二人とも共通してリロイスミスというキャラを今大会の台風の目になる要素として挙げています。

大会前に面白い要素が加わって良かったなと思うと同時に、鉄拳の新アップデート要素を最大に盛り上げなければ、と重責も感じています。

それにしても、私自身もテケナー(鉄拳プレイヤー)でもあるのですが、ここ数日は忙しすぎて鉄拳のプレイヤーという感覚からイベンター側の発想にすっかりなっていて、鉄拳を始めた頃のワクワクした気持ちをすっかり忘れていたような気がします。

しかしお二人と話しているうちに、鉄拳ってやっぱりプレイするのが一番面白い、何気なくプレイしている中で、文字にするとこんなにドラマがある、そして彼らのようなワクワクするプレイヤーと鉄拳の前後でこうして内容について意見交換していくって本当に楽しいことなんだな、と改めて思いました。

いや、本当にこれだけは立場を利用したとも言えますが、役得の時間でした。

それはともかく、大会前にぜひお二人のインタビューをご覧いただきたいと思います。

会場に行きたくなること間違いなしです!